Dr. Kengo プラネタリーヘルス プロジェクト
微細藻類を地球と人の健康へ。Dr. Kengo がマレーシアで本格展開を開始。プラネタリーヘルスを世界へ広げる取り組み。
概要
プラネタリーヘルス with Dr. Kengo は、微細藻類を地球と人の健康をつなぐ資源として活かす取り組みです。スペースシードホールディングス代表・鈴木健吾が共同創業者として関与する栄養ブランド「Dr. Kengo」が、石垣島産の微細藻類(ユーグレナ)を配合したバランス栄養食品をマレーシアで展開しています。鈴木は、真のグローバルヘルスとは個人の健康にとどまらず社会・動物・自然環境の健康までを包含するという「プラネタリーヘルス」の考え方を提唱し、SS-HD のプラネタリーヘルスの取り組みとして本ブランドを紹介します。
取り組みの方向性
- 微細藻類によるバランス栄養:石垣島産の微細藻類(ユーグレナ)は、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸など多様な栄養素を含みます。これらの成分について、機序に基づく健康への寄与の可能性を、エビデンスの強弱を踏まえて検討します。
- マレーシアを起点とした展開:日本のイノベーションとハラル認証に対応したマレーシア製造を組み合わせ、現地パートナーとともに ASEAN を起点とした提供基盤を築いています。将来は ASEAN から世界への拡大を目指します。
- プラネタリーヘルスのサイエンスコミュニケーション:微細藻類の大量培養と栄養に関する知見を、わかりやすい発信で社会と共有します。
技術的な裏付け
微細藻類は、光合成によって栄養素を体内に蓄える単細胞生物であり、限られた土地・水で栄養豊富なバイオマスを生み出せる点が、持続可能な栄養源としての関心を集める背景にあります。本ブランドが用いるユーグレナは、植物と動物の両方の性質をあわせ持つ希少な微細藻類として知られ、ユーグレナ社が世界で初めて食用屋外大量培養に成功した系譜の上にあります。
- 栄養プロファイルの背景にある機序(機序に基づく可能性):微細藻類が含むビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸は、いずれもヒトの代謝に関わる栄養素です。たとえばカロテノイド類は抗酸化に関わる成分として研究されていますが、「成分を含むこと」と「臨床的な健康アウトカムの改善」は同義ではありません。本プロジェクトは、栄養素プロファイルの提示にとどめ、効能の断定を避けつつ、機序に基づく寄与の可能性をエビデンスの強弱とともに検討する立場をとります。
- 大量培養という技術的基盤:微細藻類を安定した品質で供給するには、屋外・屋内での培養条件(光・温度・栄養塩・撹拌)の制御と、収穫・乾燥・加工の各工程の管理が欠かせません。食用微細藻類の大量培養は、品質と安全性(重金属・微生物管理など)を両立させる培養・製造技術の蓄積を前提とします。
- ハラル認証対応のマレーシア製造:ASEAN・ムスリム市場を見据え、原料・製造・流通の各工程をハラル認証の要件に適合させています。日本由来の原料・技術と、現地の認証対応製造を組み合わせることが、グローバル展開の前提条件となります。
プラネタリーヘルスという枠組み
鈴木健吾が提唱する「プラネタリーヘルス」は、真のグローバルヘルスを、個人のウェルビーイングにとどまらず社会・動物・自然環境の健康までを包含するものとして捉える学際的な考え方です。微細藻類を「地球と人の健康をつなぐ資源」と位置づけることで、栄養・環境・社会を一続きのものとして語る枠組みを提供します。なお本概念は鈴木個人が提唱するものであり、スペースシードホールディングスは自社のプラネタリーヘルスの取り組みとして本ブランドを紹介する立て付けです。
最近の取り組み
2025 年 4 月、クアラルンプールでグローバル市場に向けたソフトローンチを実施し、現地でのテスト販売から本格展開へと歩みを進めています。展開はマレーシア現地企業 JAT LIFE SDN BHD を製造・事業の担い手とし、マーケティングは Sirehemas(Sireh Emas Marketing)が主導しています。ローンチでは鈴木健吾が基調講演でプラネタリーヘルスの概念を提唱し、年間 10 万箱の販売を目標として掲げています。健康に関わる情報は、機序ベースで客観的に発信することを基本とします。